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非常食乾パンと心の準備

非常食乾パンと心の準備、の話です。

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熊本地震の前は、熊本市は最も地震のない地域に指定されていました。

それが熊本地震で見事に覆されたのです。

しかも続けて2度の強烈な揺れも、初めての体験でした。

この2度目の揺れが、物理的にも大きな被害をもたらしましたが、我々の心にも大きな被害をもたらしたのです。

1度目が終わって、すごい地震だったと思いながら、片付けがやっと終わった頃に、2度目がやってきました。

しかも2度目の方が被害甚大です。

恐怖心が一気に高まります。

1度目の地震を終えて一旦ホッとした気持ちを、2度目の地震が打ち砕いたのです。

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その日は避難所に逃げ込みましたが、パニックで泣きじゃくる女性がいたりして、騒然とした一夜を明かしました。

二日目は車で過ごしました。

近くの公園の駐車場です。

多くの車が来ていましたが、幸いにも駐車することができました。

公園の駐車場の車の中で過ごすのは、3回目が来ても大丈夫な様にです。

建物の近くにいることは憚れました。

建物の下敷きにならないように、こうした広いところにみんな集まるのです。

大変な状況でした。

 

地震の被害が徐々に明らかになってきました。

熊本のシンボルである熊本城の落城は、みんなの心に深い影を投げかけたと思います。

幸いにも自宅は、一部損壊でした。

義母の自宅には、隣のマンションビルの屋上から、大きな用水用のコンクリートの升が落下しました。

屋根を一部かすめて、うちの賃貸用の駐車場に大きな穴をあけました。

車が2台ぺしゃんこになりました。

内1台は、就職したての女性が、購入したばかりの車でした。

たとえどのような状況でも、被害の救済はありません。

マンションのオーナーも被害者の立場なのです。

加害者は地震です。

地震に弁済能力はありません。

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他にもいろんな被害がありましたが、私の直接の知り合いに重傷の人の話がなかったのが、唯一の救いでした。

その後余震が続きましたが、これが一番我々を苦しめました。

ちょっとした揺れでも、身体がビクつくのです。

それに余震は何百回と続きました。

我々のような年配者は、それでも乗り越えていく、年長者の経験のようなものがあります。

しかし若い人は、身体は元気でも、不安は大きかっただろうと思います。

みんなで励まし合って乗り越えてきました。

その後は、長い時間と共に、恐怖は薄れてきました。

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震災後以降、非常食を準備するようになりました。

だれも、大袈裟なことをしている、と言わなくなりました。

 

非常食の更新を怠って、乾パンの賞味期限を切らせてしまいました。

しかしこうやって非常食を用意すると、災害への心の準備ができるのは確かです。

被災の経験があろうがなかろうが、非常食の準備をした方が良いと思います。

そして乾パンの賞味期限が切れる頃に、新しい乾パンと交換してください。

乾パンの賞味期限が切れるまでの時間、無事に過ごせたことに思いを浮かべて、心の準備をしておくと良いでしょう。