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藤井聡太七段 棋聖タイトル奪取!! 棋聖戦第4局 渡辺明棋聖に勝利!!

藤井聡太七段は棋聖戦第4局において渡辺明棋聖に勝利し念願のタイトルを奪取しました。

 

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第91期ヒューリック杯棋聖タイトル戦第4局において、現在最強の呼び声が高い渡辺明棋聖に挑戦中の藤井聡太七段は、勝てばタイトル奪取負ければ2勝2敗の五分になる大一番。 

負けて2勝2敗になれば渡辺明棋聖の圧倒的な有利と目されており、どうしても勝ちたかったこの勝負、不利な後手番ながら見事勝利しました。

 

今回の対局は、藤井聡太棋聖にとって北海道での王位戦を戦い終えてわずか中一日での戦い。

北海道から大阪へ急ぎ戻っても、作戦を練る暇もなかったでしょう。

それに北海道では二日間を戦って疲れも残っているはず。

しかしながら、それでも力を振り絞ってタイトルを奪取したということは、今更ながら藤井聡太棋聖の実力を見せつけるものとなりました。

 

藤井聡太棋聖にとっては勿論初のタイトルで、名古屋の地に初めてタイトルを持ち帰りました。

また17歳11か月でのタイトル獲得は、1990年に屋敷伸之九段(48)が樹立した18歳6か月の史上最年少記録を30年ぶりに更新し、タイトル奪取最年少記録となりました。

 

藤井聡太棋聖はインタビューの中で、まだ実感がないというのが正直なところ、といつもの通り静かに語りました。

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それにしても大変な一局となりました。

 

先手の渡辺棋聖が得意の矢倉を採用しました。

藤井七段が勝利した第2局と同じ内容を、あえて渡辺棋聖が選択しました。

やはりタイトル保持者の渡辺三冠にしてみれば、第2局の負けに納得できるわけがなく、研究を進めてきたものと思われます。

それに対し、藤井七段は正面から受け止めるような内容になりました。

持ち時間が30分を切る頃には、激しい終盤戦になりました。

藤井七段の次々と繰り出す好手が渡辺棋聖を追い詰めて、ついにタイトルを手に入れました。

 

今回の藤井聡太棋聖の誕生は、暗いニュースが続く日本にとって、若い新人の台頭が心地よく、しかも将来に希望が持てる事象として、これほどタイミングの良い事柄はありませんでした。

 

和服や正座など将棋という日本独自のゲームであることも相まって、日本という国を意識させる上でも重要でした。

それに藤井聡太棋聖人間性が、いわゆる日本人好みの温和で優しく謙虚でありながら、将棋の戦いにおいては無類の強さを見せつけるという、願ってもないシチュエーションでした。

まさに、真実は小説より奇なり、漫画にできないストーリーでありました。

 

いつかはタイトルを取るであろうことは言われていましたが、やはり天才は時間が経つとただの人にもなりやすく、このように上手くことが運ぶ保証など、どこにもありません。

 

本当に、藤井聡太棋聖、おめでとうございます、そして、ありがとう、と言いたいです。