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藤井聡太七段に敗れた永瀬拓矢2冠

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第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝で、藤井聡太七段に敗れた永瀬拓矢2冠、です。

永瀬拓矢2冠が27歳で藤井聡太七段が17歳でちょうど10歳違いです。

永瀬拓矢2冠と藤井聡太七段は、仲が良いことで知られています。

この二人はVS仲間(二人で練習対局する仲間のこと)で、時には藤井聡太七段の住居のある名古屋まで出かけて行くそうです。

ちなみに永瀬拓矢2冠は東京です。

 

永瀬拓矢2冠は藤井聡太七段がデビューした頃から可愛がっていたようで、食事は必ず奢ってもらっている、と藤井聡太七段がうれしそうに話しているのをTVでみました。

先輩ぶるとか、そう言うことの全くない永瀬拓矢2冠ですが、それどころか藤井七段の実力を素直に認め、常々格上と表現するなど、尊敬の念を隠そうとはしません。

本人は、努力以外の才能などない、と語るほどに努力の人で、その姿勢はストイックです。

もちろん才能がなければタイトルを二つも保有することなどできません(ちなみに全部で8タイトルあります)。

本人としては才能に溺れることなく精進しているのだと思います。

しかしそこは勝負師、胸に秘めた思いを隠すことなく思いを語っています。

将棋に純粋で、勝負師としての熱い心を持つもの同士、馬が合うのでしょうね。

永瀬拓矢2冠は本当に魅力的な棋士です。

私は、藤井聡太七段の次にこの永瀬拓矢2冠を応援しています。

 

二人で何を話しているかと言うと、将棋以外のことは話したことがないそうです。

そもそも将棋だけの世界にどっぷりと浸かっている二人ですから概ね想像できる話です。

 

永瀬拓矢2冠が対局前のインタビューに答えた記事によれば、

「藤井さんに将棋を教えてもらってから、こちらが引き上げてもらった(注・永瀬は藤井との練習将棋を始めて以降に初タイトルを獲得し、2冠にもなっている)部分がかなりある…というかそれしかないと思っている。
皆様に注目していただける機会に指せるのは幸運ですし、藤井さんに教えていただいている以上は良い将棋を指したいです。」

と語ったそうです。

なんだか先輩と後輩が逆のような話ですよね。

 

ここだけ読むと永瀬拓矢2冠だけにメリットがあるように見えるかもしれませんが、もちろんそんなことはなく、藤井聡太七段も手厚さが増して強くなっているのは、永瀬拓矢2冠の影響だろうと言われています。

二人して高め合っているんですね。

まさに相乗効果、WinWin の関係と言って良いでしょう。

しかしこればかりは狙ってできるものではないような気がします。

この二人の将棋に対する真摯で純粋な思いの強さが引き付け合うのだと感じます。

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思えば藤井聡太七段のデビュー当時にAbemaTVで企画された「炎の七番勝負」で唯一負けた相手が永瀬拓矢2冠でした。

それ以来、練習では何百回も対局したと思われますが、不思議なことに今回の手合いが二人にとって初の公式戦となりました。

 

永瀬拓矢2冠はインタビューでこうも語っています。
「レーティング(対局結果から算出する棋力の指標数値)1位の方なので、当然、強いです。
藤井さんは常に実力を出し切る方で、凡局はない、すごい方です」

 

この先この二人は、また、大事な対局で対戦するでしょう。

それも一回二回ではなく数多くあると思います。

切磋琢磨して大きく羽ばたいて欲しいです。